引っ越しをして一人暮らしをするのに必要な費用

引っ越し業者

実家暮らしだった人や家具・家電付きの学生マンションに住んでいた人は、一人暮らしをするのにどのくらいかかるのか、最低限の費用は頭に入れておきましょう。
一人暮らしを始めるときには、初期費用や引っ越し費用など、様々な出費があります。
これらの費用は、どのくらいかかるのでしょうか?そして、どうやって節約できるのでしょうか?この記事では、一人暮らしする前に必要な費用の内訳と、その節約方法を紹介します。

初期費用について

一人暮らしを始めるときに必要な初期費用は、主に以下の4つに分けられます。

敷金

敷金とは、賃貸物件に入居するときに、家主に預けるお金のことです。敷金は、退去時に原状回復費用や滞納家賃などを差し引いた後に返還されます。敷金の相場は、賃料の1~2ヶ月分です。

礼金

礼金とは、賃貸物件に入居するときに、家主に対して感謝の気持ちを表すお金のことです。礼金は、敷金と違って返還されません。礼金の相場は、賃料の1~2ヶ月分です。

仲介手数料

仲介手数料とは、不動産会社に依頼して賃貸物件を探すときに、不動産会社に支払うお金のことです。仲介手数料の相場は、賃料の0.5~1ヶ月分です。

各種保証料

保証料とは、賃貸物件に入居するときに、家賃や共益費などの支払いを保証する第三者機関に支払うお金のことです。
保証料は、敷金や礼金がない物件や審査が厳しい物件で必要になることがあります。保証料の相場は、賃料の0.5~1ヶ月分です。

以上の4つの初期費用を合計すると、賃料の3~6ヶ月分ほどかかることがわかります。これだけでもかなり高額ですが、さらに引っ越し費用が必要です。

引っ越し費用について

引っ越しにかかる費用は、主に以下の3つに分けられます。

荷造り・梱包費用

荷造り・梱包費用とは、引っ越しする荷物をまとめたり箱詰めしたりするために必要なお金のことです。
荷造り・梱包費用は、自分で行う場合や業者に依頼する場合があります。
自分で行う場合は、ダンボールをスーパーなどで調達すれば無料で対応可能です。
業者に依頼する場合は、作業代がかかります。荷造り・梱包費用の相場は、数万円から数十万円程度になります。

運送費用

引っ越しする荷物を新居まで運んでくれる業者に支払うお金のことで、荷物の量や距離や日時などによって変わります。
運送費用の相場は、数万円から数十万円程度です。

新居で必要な家具や家電などの購入費用

一人暮らしを始めるときに必要なベッドや冷蔵庫やテレビなどのお金です。
新居で必要な家具や家電などの購入費用は、自分の好みや予算によって変わりますが、最低限必要なものだけでも数万円から数十万円程度かかります。

以上の3つの引っ越し費用を合計すると、数十万円から数百万円ほどかかります。
初期費用と引っ越し費用を合わせると、一人暮らしを始めるためには、賃料の4~8ヶ月分ほどのお金が必要になると思っていいでしょう。

節約するには

一人暮らしする前に必要な費用は、かなり高額ですが、節約する方法もあります。以下に、いくつかの節約方法を紹介します。

・敷金や礼金がない物件を探す
・仲介手数料が無料や割引の不動産会社を利用する
・保証料が不要な物件を探す
・荷造り・梱包を自分で行う
・運送業者を比較して安いものを選ぶ
・引っ越し時期や曜日や時間帯を工夫する
・新居で必要な家具や家電を中古品やレンタル品で揃える
・友人や知人から家具や家電を譲り受ける

これらの節約方法を実践すれば、一人暮らしする前に必要な費用を大幅に減らすことができます。
一人暮らしをするのなら費用面もしっかり考えて計画的に行いましょう。

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