就活するなら身に着けておきたい敬語集

意見が飛び交うミーティング

ちょっとした敬語のミスが命取りになるかも

現在就職活動で多くの企業が力を入れているのが第二新卒の採用です。
第二新卒とは、一旦は新卒として企業に就職をしたものの数ヶ月~1年くらいで早期に退職をしてしまったという人のことです。

定義も年々広くなり、新卒入社3年めくらいまでの人も第二新卒枠で就職活動をすることができたりします。
もし一度新卒で就職をしてから退職をしてしばらくフリーターをしていたという人なら、まずは第二新卒を積極的に募集している企業を探してみるとよいでしょう。

企業がなぜ第二新卒に期待しているかというと、それは新人としての期待値がありつつ、ビジネスパーソンとしての基本的なスキルが備わっているので初期研修にかかるコストをかけずにすむからです。

大企業など社内教育制度が整っているところでは、新卒で入社した人たちは数週間~数ヶ月程度の新入社員研修を受けます。
この研修ではビジネスに必要なスキルの基本である、言葉遣いや立ち居振る舞いなどのマナーを学習していくことがメインとなっています。

ビジネスマナーというのは案外知っているつもりで勘違いして覚えているケースも多く、知らずに取引相手に失礼をしていることも珍しくありません。

フリーターから正社員を目指すなら、このビジネスマナーの基本が備わっていることを示すことでかなり内定を受ける可能性を高めることができます。

敬語の使い方を間違って覚えていませんか?

日本語の難しいところは、敬語表現に「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つがあり相手によって使い分けをしなければならないということです。

よくある勘違いの例として「行く」の敬語である「伺う」「参る」という言葉があります。
面接の予約でも頻繁に使用される言葉なのでぜひ覚えておいてもらいたいのですが、自分が移動してどこかに行くときには「伺う」「参る」という言葉遣いをします。
面接の打ち合わせの電話で「それでは○時に行きます」と言ってしまっては敬語が使えないと思われてしまいかなり大きな失点です。

細かく言うと「参る」は自分を下げる言い方で、「伺う」は相手を上げる言い方です。
ですので企業の面接で使用する場合には「参ります」「伺います」のどちらを使っても特に問題はありません。

他にも面接でよく使用することになる敬語としては「存じております(知っています)」「拝見させていただきました(見ました)」というようなことがあります。

もう一つ注意しておきたいのが、自分自身を呼ぶ一人称は男性でも女性でも「私(わたし・わたくし)」を使うようにするということです。
さらに「今日」を「ほんじつ」、「昨日」を「さくじつ」といった言い換えをすることが望ましいです。

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